リユース買取隊のロゴマークをデザイン企画制作し、店舗看板も新しくしました。ロゴマークは店舗名の漢字『買取隊』の文字をアレンジして製作しました。鹿児島市甲突町の城南交差点前の五差路に面するリユース買取隊のロゴマークをリニューアルさせて頂き、併せて店舗看板も新しくしました。ロゴマークの開発に当たっては、既存の店舗看板のデザインレイアウトを元に余白やバランスを考慮して、既存の白い部分を活かした空間デザインが求められました。ランニングコストや予算の面からも白いトタン部分は出来るだけクリーニング程度にとどめて白さをそのまま残した方が良いわけです。リニューアルするからと言って看板を架け替えたり全面を塗り替え、張替えをするとそれだけ余計にコストがかかります。
クライアントのご要望に応じながら、且つ現場の状況に応じたより効果的なデザインが屋外広告には求めらます。今回の新しいロゴマークのご提案、店舗看板リニューアルではとても良い結果が導き出せたのではと思います。
もう一つクライアントからの要望でもあり、店舗看板デザインを設計するうえで解決しなければならなかった案件は、建物正面の向きと日照時間の長さに起因する色褪せ対策でした。西日が強ければ写真など多様したデザインではUV対策をしていても耐候年数よりもずっと早く退色してしまいます。それでは何が書いてあるか何が表現されているか分からなくなってしまっては屋外広告の意味をなしませんし、ランニングコスト的にも見合いません。
そこで、退色しにくい黒をベースに構成してアクセントカラーに赤を加えてインパクトとリズム感を与え、現状の白い余白スペースを活かすデザインレイアウトを採用しました。